【四柱推命】通変星って何？通変星の出し方と性格を知ろう☆

こんにちは☆羽瑠です(*^^*)

四柱推命では、干支歴で八字のバランスをみながら、どんな性格か？コアな本質は何か？を読み解いていきます。

通変星を使えば、さらに自分の中に眠っている才能にも気付くことが出来ます。

この記事では、通変星の意味や10種類それぞれの性格について解説していきますね♬

この記事を読んで少しでも興味を持った方はこちらをご覧くださいね♬

通変星とは？

通変星とは、自分自身がもつ日干（日干は自分自身を表します）が年柱・月柱・時柱のそれぞれが持つ干との関係性を示したものとなります。

４つの柱の天干・蔵干からそれぞれ通変星を導き出します。

通変星は、『比肩・劫財・食神・傷官・正財・偏財・正官・偏官・印綬・偏印』の10種類あります。

その10種類は、『自立の星・比劫星』『表現の星・漏星』『財の星・財星』『地位の星・官星』『知生の星・印星』の5種類と、正面突破の方法を取る正統派・型破りな方法を取る変化型のそれぞれにわかれています。

命式のどの柱にどの通変星がくるかで、通変星の働きには違いがでてきます。

天干から出る通変星は、表面にみえる性格や傾向となります。

十二支からでる蔵干は、内側に秘めている性格や傾向を表します。

通変星の中でも特にエネルギーの強い星を月支元命と呼びます。月支元命について詳しく解説します。

月支元命について

月柱の蔵干から出る通変星のことを月支元命と言います。命式でいうと赤枠の部分となります。

月支元命には、他の通変星に比べて2～3倍のエネルギーがあり、性格や傾向、自分の強みがわかります。

蔵干には、心にもつエネルギー、本音を表しています。自分ではまだ気づいていない未知な部分を通変星で気付くことが出来ますよ(*^^*)

通変星の出し方と特徴

ここからは、各通変星の出し方と特徴について解説していきます。

命式を出したら自分の通変星、特に月支元命をみてみましょう。自分では気づいていない才能に気づくことはとても大切です。

比肩～ひけん～の特徴

比肩は、日干と同じ五行で陰陽が同じ。自立の星、正統派の通変星です。

例えば、日干は”甲”の人で“甲”が命式にある人は、比肩となります。

比肩をもつ人は、自分らしく生きていきたいと考える星。自分で成し遂げることを大切にし、一生懸命頑張ればそれだけ報われると考えひたむきに頑張るタイプと言えます。

また、比肩は肩を並べると書くので、誰かと対等でありたいと思う性質があります。兄弟やライバルの存在が刺激になり大きな成果をあげられる可能性があります。

まわりからの干渉や、指図されることが苦手なので、自分のペースでコツコツと、一つのことをやり通せる状況を作ると力を発揮できますよ♬

劫財～ごうざい～の特徴

劫財は、日干が同じ五行で陰陽が異なる。自立の星、変化型の通変星です。

例えば、日干が”乙”の人で命式に”甲”がある人は劫財となります。

劫財も、比肩と同じく自分の力でやり遂げるという点では自立の星なので同じ面はありますが、劫財を持っている人は、闘志は内側に秘めるタイプなので、柔軟な印象です。例えば、自分の趣味と合わないものをもらって時に、比肩をもつ人は素直にお断りするのに対し、劫財の人は笑顔で『ありがとう』と受け取りフリマで売っちゃうタイプかな～と思っています。頭の回転が速く、苦手な人とも上手に協調していけるのが、劫財を持つ人の凄さですね。

自分が思っている闘志とまわりと協力しあえる協調性の両方を持ち合わせています。なので、内と外のギャップがありすぎるとストレスが溜まりやすく、無理をしがち。そんな自分に気づくことが大切です。また、スケールの大きなことに挑戦すると力を発揮できますよ♬

食神～しょくしん～の特徴

食神は、日干が生みだす五行で、陰陽が同じ。表現の星、正統派の通変星です。表現の星である食神・傷官が”漏星”と言われているのは、自分自身（日干）からエネルギーを漏らすという意味があるからです。

例えば、日干が”丙”の人で命式に”戊”がある人は食神となります。

食神は、自分から漏れる星、表現をすることを大切にします。芸能人の月支元命や食神をたくさん持っている人が多いのは、表現の星、愛される星をもっているからかな？と感じています。

食神を持つ人は、お金や出世よりも人から喜んでもらいたい！という気持ちがモチベーションとなっています。子どものような裏表のないところがまわりにいる人に伝わり輪ができていくという感じですね。

人に喜んでもらいたいという気持ちを持ちすぎてしまい、なんでも受け入れてしまうと疲れてしまうので、自分や食神を持つ人には『ノーって言ってもいいんだよ。』とぜひ伝えてみてくださいね♬

傷官～しょうかん～の特徴

傷官は、日干が生みだす五行で、陰陽が異なる。表現の星、変化型の通変星です。

例えば、日干が”丙”の人で命式に”己”がある人は傷官となります。

傷官をもつ人は、鋭い感性と表現力の持ち主です。同じ漏星でも食神よりも鋭くダイナミックな表現者になります。辛口コメンテーターや評論家などのイメージです。

感受性が強く、ガラスの心をもっていますが傷つけられると反抗的になってしまう所があります。ですが、自分のフラストレーションを『描く』『作る』などのクリエイティブなものに変えていく力を持っているのが傷官の凄さです。

繊細な心と鋭い感性を持つ傷官さんは、本音が言える理解者を身近にもつと癒されてストレスが緩和されますよ☆

正財～せいざい～の特徴

正財は、日干が剋す五行で、陰陽が異なる。財の星、正統派の通変星。財星には、自分が剋するもので、自分が手に入れたい対象を表しています。

例えば、日干が”戊”の人で、命式に”癸”がある人は正財となります。

正財は、自己コントロール力が高い真面目なタイプです。財の捉え方がまっすぐで堅実。コツコツ働いて収入を得ることが使命ともいえる星です。

真面目さが信頼につながり人脈が広がっていきます。財星をもっているので、冒険心はありますが先を見据えしっかり計画を立てられる人となります。

親切で世話好きなところもありますが、自己コントロール力と大人びた雰囲気でクールな人と誤解されがち。人に迷惑をかけたくないと思う気持ちが強いですが、困った時は助けを求めていきましょう！信頼度の高い正財さんですから、まわりの人も助けてくれますよ☆

偏財～へんざい～の特徴

偏財は、日干が剋す五行で、陰陽が同じ。財の星、変化派の通変星。

例えば、日干が”戊”の人で、命式に”壬”がある人は正財となります。

偏財は、好奇心旺盛の冒険家タイプです。同じ財星でも正財がコツコツと堅実に財を生み出すのに対し偏財の財は流動的。融通を効かせて考えることが出来ます。自己投資も惜しみません。

次から次へとアイディアが浮かび、即行動できるためお金や人脈も流動的。即行動でもしっかりと計画的に、自分の損得を判断できるのが偏財さんの凄さです。

さまざま人とのコミュニケーションを取りながらチャンスをつかむのが得意なので、ぜひ才能を使っていきましょう♬

正官～せいかん～の特徴

正官は、日干を剋す五行で、陰陽が異なる。地位の星、正統派の通変星です。官星は自分自身（日干）を剋す五行で行動力の星も持っています。

例えば、日干が”己”で、命式に”甲”がある人は正官となります。

正官は、社会への順応力抜群で責任感の強いタイプ。ソフトな印象を与え、組織や全体を意識しながら、役割に従って行動できる星の持ち主です。

行動力の星でもある官星で、正統派の星なので、一度決めたことはやり通す行動力があります。ただし、たくさんのことを考えてしまう一面があるので、即決は苦手。思いやりがあるので、まわりの立場を考えて過ぎてしまう傾向があります。適度に本音を言ったりしても大丈夫です。ストレスを溜めすぎないように意識していきましょう！

偏官～へんかん～の特徴

偏官は、日干を剋す五行で、陰陽が同じ。地位の星、変化型の通変星です。

例えば、日干が”己”で、命式に”乙”がある人は偏官となります。

偏官は、親分肌、エネルギッシュなリーダーシップを持つタイプ。戦国武将や、革命家のようにぐいぐいとまわりを巻き込みながら大きなものを作り上げていける星です。

個人プレーではなく、チームとして大きなプロジェクトの中心となりまとめあげられるのが偏官さんの凄さ。面倒見がよく、”自分でやろう”と意思をもったら多少の障害があっても勇敢に立ち向かっていきます。細やかな指示が苦手なところがあるので、意識してみましょう！

印綬～いんじゅ～の特徴

印綬は、日干を生む五行で、陰陽が異なる。知性の星、正統派の通変星です。印星は、自分自身（日干）を生み出してくれる星、エネルギーを与えてくれる通変星となります。

例えば、日干が”癸”で命式に”庚”がある人は印綬となります。

印綬は、印星でも特に母性を表す星で、忍耐強く温かさを持ち見守りながら教え導くタイプ。伝統的なものを大切にし知識をたくさん求めます。ちょっとの調べものをするはずが、ネットサーフィンに夢中になり夜更かししてしまった！なんてこともしばしばあるのではないでしょうか。

慎重な性格で、頭で考えすぎてしまったり、細かいことが気になり入り込めず行動するまでに時間がかかってしまう所もあります。知識も豊富で勉強家の印綬さんなので、時には大胆に行動してみることも開運のカギとなりますよ！

偏印～へんいん～特徴

偏印は、日干を生む五行で、陰陽が同じ。知性の星、変化型の通変星です。

例えば、日干が”癸”で命式に”辛”がある人は偏印となります。

偏印は、独特のユーモアがあり新しいものを生み出すのが大好きな星。印星の印綬がコツコツと学びを得ていくのに対し、偏印は、自分の衝動にストレートで興味や好奇心の赴くままに行動できるタイプとなります。

常識外のユニークで斬新な発想力から、ちょっと変わった人に見られがちです。ですが、自分のセンスや知識、情報収集力を活かしていきましょう！物事を客観的に見る分析力もあり、感情移入することも少ないので、占い師やカウンセラーなども向いていますよ☆

通変星の個性（キャラクター）を活かしていこう！

ここまでの記事では、10の通変星について詳しく解説してきました。同じ通変星をたくさん持っていると、その特性が色濃く出ます。

わたしは、漏星と印星を多くもっているので、表現（こだわり）が多すぎたり、考えすぎてしまうこともありますが、それも私の個性だと思って受け入れながら、ちょっとこだわりすぎたと思ったら妥協してみたり、たまには考えすぎないで行動してみたり、強すぎるキャラクターを意識して行動することが出来ます。

そんな風に通変星のキャラクターを知ることで自分の長所・短所を受けいれていくと、ぐっと生きやすくなっていきますよ。

しっかり通変星をみながら、どんな風に長所・短所を自分に落とし込んでいくかも、一緒に考えてご説明させていただきます。

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～参考資料～